小豆沢エース 0 0 0 0 2 2
梶山レッドスターズ 0 6 1 0 2× 9
区民大会準決勝は、今季板橋を2度制している強豪、梶山レッドスターズさんと対戦です。今季の小豆沢エースAチームとして、最後の公式戦となりました。早朝の試合開始にあたり、6時過ぎに四小に集合し準備、9時に試合開始です。
初回の攻撃は二死から3番A井君がライト前ヒットで出塁しますが、得点ならず。
先発はエースN澤君。1番打者に四球、パスボールでピンチをむかえますが、2三振を奪うなど後続をおさえ無失点。2回は6番K沢君が死球で出塁するも、得点なりません。
2回裏、一死からレフト前ヒットに内野ミスに四球、スクイズの処理をあせったり、さらに内野のミスや四球、ヒットなどでこの回一挙6点を失いました。区民大会5試合、ここまで非常に堅い守りをみせてきましたが、緊張からか動きが硬く、ミスの連鎖をとめることができませんでした。
3回表、二死から2番T岡君がレフト前ヒットで出塁、A井君が2打席連続のライト前ヒットでチャンスをつくりますが、後続が続かず、この回も得点できません。
3回裏もライト前の不運なあたりやレフトへのヒットで1失点。4回表裏は、双方とも好守備がでるなどして無得点です。
5回表、8番M君が四球で出塁、一死後N井君のサードへのあたりが相手ミスとなり、ようやく1得点。二死後A井君が四球、4番N妻君の強いショートへのあたりが、同じく相手内野ミスとなり、この回2点目を挙げます。
5回裏、内野安打、内野ミスの2人のランナーをおいて、左中間に長打を打たれたところで7点差となり、大会規定によるコールド負けとなりました。
大舞台での経験がなく、緊張感のある試合に、最後までペースをつかめませんでした。
梶山レッドスターズさんは、この日の決勝戦も勝利し、区民大会優勝となりました。
今年の板橋区では1番の実力のあるチームでした。最後の公式戦で対戦できたことは、非常によい経験となりました。対戦ありがとうございました。
試合後、区民大会3位の表彰式が行われました。キャプテンN妻君が代表して表彰状をいただき、12名の選手全員が銅メダルをかけてもらいました。この時の選手は、3位の悔しさよりも、がんばってここまで勝ち抜いた達成感を感じる表情でした。
そして銅メダルをかけて、最後となる試合後のミーティングを行いました。12人全員の選手から1年間がんばってきた感想などを一言ずつ発表してもらいました。優勝できなかった悔しさもありますが、12人でチームが一つになった素晴らしさ、仲間へのお礼の言葉を口にする選手が多かったです。そんな中、5年生のある選手は「最後の試合のミスで、みんなの足を引っ張ってしまい申し訳なかった。でも6年生に牽引してもらったおかげでここまでこれた」と話してました。12人の誰一人が欠けてもこのチームはここまでこれなかったので、足を引っ張るなどということは、決してありません。しかし、その仲間を思いやる気持ちや、その5年生選手の流した涙は、必ず来年のチームにもつながっていくものだと思います。
今年1年間、Aチームとして一緒に活動してきました。6年生9人、5年生3人の12名の選手は活動をほとんど休まず、努力を続けてきました。震災で大会が中止になったり、思うように成績があがらなかった春から、あきらめることなく、少しずつ着実に力をつけてきました。例年、福島で行う夏の合宿ですが、原発の影響から今年は場所も秩父に変更。その合宿の前後から、ようやくチームのまとまりを感じるようになりました。
そして迎えた、今年の大会で最も参加チームの多い、板橋区民大会。すべて接戦で勝ち抜いて、チームの気持ちも一つになった戦いをすることができました。
1月のチーム結成当初、「板橋区でナンバー1になる」という目標を全員でたてました。最後の大会でその目標には届きませんでしたが、この1年では、板橋区で1番成長したチームかもしれません。そして、胸を張って誇れる銅メダルでした。1年間選手と一緒に活動し、「努力を継続することの大切さ」「全員の気持ちが1つになることの素晴らしさ」などをあらためて選手に教えてもらった気がします。
今まで最大限協力してくれた父母の皆さん、小豆沢エーススタッフの皆さん、対戦していただいた各チーム、大会関係者の皆さん、そしてこのブログを通じて応援していただいた皆さん他たくさんの方々、本当にありがとうございました。(AA)
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